ジャガイモ大量栽培開始!!
【給食用ジャガイモの栽培開始します】
十文字ヴィレッジ様からご依頼いただいておりました
ジャガイモの栽培を始めていきます!
・メークイン10kg
・キタアカリ10kg
じゃがいもシリカと用途はほぼ同じですが、値段はなんと半分以下でした!
ジャガイモは植え付けまで室内で保管しておきます。
まずは、畑Aの後片付けをしてからジャガイモ栽培用に土づくりをしていきたいと思います。
・前回、ホーム玉ねぎを栽培していた場所のマルチをはがして整地します。
意外とマルチの中の土は、ふかふかのままでした。
※今回のジャガイモ栽培も透明マルチでの栽培方法を試してみようかと思います。
・スコップで土を掘り起こしてから一週間ほど日に当てておきます。
~一週間後~
今回はこの部分まで畑を拡大していきたいと思います。
面積は310㎡
計算では25キロのジャガイモを栽培できそうです。
・畑拡大のためトラクターで土を一度おこしていきます。
久しぶりにトラクターに乗ったのはよかったものの、操縦の仕方を忘れてしまいました
父親に再度講習をしてもらいました
・堆肥を撒いていきます。
※これがかなりの重労働、スコップとネコ(一輪車)を使って2時間かけてようやく撒き終わりました。
・撒いた場所を念入りに耕していきます。
・次は苦土石灰を撒いていきます。
今回の畑の広さが310㎡なので15kgほど撒きます。
・仕上げにトラクターでしっかりと耕して、土づくり完成です。
やっと畑らしくなってきました。💦
この後、2週間ほど放置します。
次の作業は、植え付け前に種芋のカットをして乾燥させます。
※今回購入した種芋は、比較的丈夫といわれるLサイズを購入しました。
大きめなので、秤で1つずつ計量して大体50gを目安に大きいものを半分、1/3などにカットします。
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
収穫野菜~調理編~(大根のポリポリ漬け)
【大根のポリポリ漬けリベンジ】
前に寒さ対策で、土に埋めておいた大根を掘り起こして収穫してみます。
目印のワラを頼りに、スコップでおそるおそる掘ってみました。
霜に当たっている様子もなく大丈夫そうです。
よかった~!
ちなみに、前回作った大根のポリポリ漬けが家族に不評でした(。-∀-)ガーン!!
私的には初めてにしては上手くいったと思っていたのですが…見た目もいいし…
家族が言うには、
味にコクと深みがない!!
と、たいへん厳しい意見を言われました。
※何もそこまで言わなくても(。-`ω-)
今度こそコクと深みをとYouTubeで料理研究家さんの良さそうな動画を発見したので、参考にリベンジ調理したいと思います!
では、大根のポリポリ漬けを作ります!
材料
・大根 1kg
・塩昆布 30g
・醤油 180ml
・酢 120ml
・みりん 80ml
・調理酒 60ml
・砂糖 60g
・塩 小さじ2/3
・唐辛子 4本(子供向け、辛い物が苦手な方は少量か無しでOK)
材料は、うちでは家族4人分で子供2人がちょうど食べ盛りなので、すべて2倍にしてあります。
作る場合は半分の材料で調理をしてもらえたらと思います。
では、調理していきます。
・まずは、大根の皮をポリポリ食感を出すために薄めに切ります。
ピーラーを使うと簡単です。
※柔らかめがいい方は皮を厚めに切ってください。
大根を横向きにして長さ5,6cmに切り分けます。
切った大根を、断面が下に向くように縦向きにして1cm幅に切っていきます。
四角状に切れたら1cm幅で短冊切りにしていきます。
切り終えたらボールに大根を入れます。
・大根の上から塩を加えて、よく混ぜて水抜きをします。5分ほど置きます。
・水洗いをしてから大根の水分をキッチンペーパーで取りましょう。
水気を切りながらキッチンペーパーに置いていき、上からもかぶせて水分を取ります。
・水分が取れたら、耐熱性のタッパーなどに入れていきます。
※前回購入したタッパーは耐熱用ではなかったので耐熱用のお皿を用意しました。
※この後に熱い付けダレを入れるためです。
・唐辛子を半分ずつに切り、種を取り除いておきます。
付けダレ作り
・小鍋に醤油、酢、みりん、料理酒、唐辛子、砂糖、塩昆布を入れます。
中火で砂糖を溶かしながら、ひと煮立ちさせます。
・出来た付けダレを熱々のまま、先ほどの大根を入れた容器に流し込みます。
大根を付けダレによく馴染ませましょう。
※熱々の付けダレなので、味が染みやすく、大根の辛みも取ることができます。
・粗熱をとってから冷蔵庫で半日ほど漬け込みます。
※1時間程度なら浅漬けとして食べられます。まずは、1時間漬けてから味見してみるのもいいのではと思います。
※しっかりと付けダレに漬かっていれば大丈夫ですが、漬かりきっていない部分がある場合は、途中で箸を使って上下を返して味を馴染ませましょう。
冷蔵庫で保存して3日を目安に食べましょう。
3日以降は塩味が強くなってきます。
ではでは、大根のポリポリ漬けの完成です!
改めて作って食べてみました。
ポリポリと食感がよく、前よりも格段に味が染みていておいしいです!
塩昆布が効いています。
量があってついつい煮物などにしがちな大根。
新しいレパートリーに、大根のポリポリ漬けをお試ししてみてはいかがでしょうか?
リベンジで作ったものを家族にも…
今回は、家族みんなおいしく食べてくれました!
ですが…
子供達からは、少ししょっぱい!
と、またもやダメ出しが💦
次は、醤油とみりんの量を子供に合わせて調整してみようかと思います。
やはり料理は奥が深い!
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
収穫野菜~調理編~(ジャガイモと大根)
【~ジャガイモと大根を調理してみました~】
資格を取りに千葉へ
私は配管工の仕事をしているのですが、今回前々から欲しかった資格を取りに行ってきます。
資格名 普通ボイラー溶接士(学科)
場所 千葉県市原市
会場 関東安全衛生技術センター
このために年明けから二十日間、寝る時間を削って猛勉強してきました。
いよいよ当日。
全力を出してきます!(^^ゞ
会場までは電車で3時間かけて行きます。
群馬は車社会なので、電車に乗るのは高校生ぶり。無事にたどり着けるか試験より心配です💦
なんと娘からお弁当のサプライズが!しかもメッセージまで!
てっきり妻が作ってくれていたと思っていたのでビックリです!
おかずは自分で好きなものを買ってとのこと・・・。
娘らしい。
帰りも長い道のりなので試験後に頂こうと思います!
道中の東京駅、千葉駅で迷いながら何とか五井駅に到着。一安心。
迷うことを見越して早めに出発したので、会場までのバスの時間まで2時間💦
早く来過ぎました。ゆっくり朝ごはんにします。
駅の敷地内でSAINT ETOILE(サンエトワール)という美味しそうなパン屋さんを発見。
苺と木苺のブリオッシュ¥231
ささみ揚げコッペパン ¥352
ホットコーヒー ¥242
を食べました。
肌寒い中のコーヒーとパン屋さんのパンは最高です!
パンを堪能して駅をうろついていると、会場まで直通のバスの看板が!
試験日だけ特別に貸し切りのようです。ラッキー!
おかげでスムーズに無事に会場に着きました。
では、試験にいってきます!
5年分の過去問を試験形式で練習してきたので、手応えありです!
2月3日の合格発表を待ちます。
今回の週末農業は
収穫したジャガイモと、知り合いの農家さんから頂いた丸い大根を使って調理をしていきたいと思います。
作る料理は
ジャガイモはポテトサラダに
大根はやはり量が多いので、大量消費メニューで調べてみると漬物がヒットしたので
大根はポリポリ漬けを作ってみます。
ジャガイモを切ってみると、大きいジャガイモの中身が空洞になっていて茶色く染まっていました。
デジマ、アンデス赤の両方ともです。
調べてみると、その茶色くなった部分を取り除けば食べられるようです。
変色は必ずしも腐っているわけではないらしく、生理現象や病気によるもののようです。
気になった時は調理せずに、まずはその状況で調べてからが良さそうですね。
もう1つ気になったのが、アンデス赤の中身の赤い着色です。
こちらも調べてみました。問題なく食べられるようです。
アンデス赤の赤色を生み出している成分は、アントシアニンというポリフェノールの一種のようで、ブルーベリーに多く含まれているものだそうで
目の健康維持や花粉症対策にも効果があるようです。
むしろ目にいいとは驚きです!これからの花粉シーズンにバッチリな野菜ですね!
ジャガイモをレンジでチン
↓
潰す
↓
ポテトサラダの完成。
とても簡単!!
タッパーで保存しておきます。
次は大根のポリポリ漬けです。
大根を皮ごと棒状に切って漬けるだけで食感のいい漬物になるようです。
材料は
・大根 400g(長さ約10cmごとに切っておきます)
・唐辛子 1本分(輪切りに)
・砂糖 大さじ2
・醤油 大さじ5
・酢 大さじ4
では、調理していきます。
まずは大根を長さ10cmに切っておきます。
食感を出すために、大根を皮ごと繊維にそって切ります。(縦に切る)
断面を縦向きにして8~9mm程度の幅に切っていきます。
四角状に切れたら、数枚ずつ重ねて短冊切りにします。
タッパーなどの容器に輪切りにした唐辛子を先に入れてから、切り終わった大根を入れます。
次は味付けに調味料を加えます。
大根の上から、砂糖、醤油、酢を順番に加えていきます。
砂糖は全体に広げ、醤油、酢で溶かすように流し込みます。
※お手軽に調理するため直に調味料を入れていますが、しっかりと混ぜた合わせた調味料を入れても大丈夫です。
調味料を入れ終えたら、容器を傾けたりして軽くなじませます。
このようになりました。
冷蔵庫で6時間以上保存します。途中で箸を使い上下を返して味をなじませましょう
6時間後、大根が大体浸かったら食べられます。1日保存するとさらにしっかりと味がなじみます。
大根のポリポリ漬けの完成です。
冷蔵庫で保存しておけば1週間ほど日持ちします。
初めて作って食べてみました。
食感もよく、味も染みていておいしいです!
簡単でおいしいのでお試ししてみては?
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
ジャガイモ栽培依頼キターーーーーー
【学校給食のジャガイモ栽培のご依頼】
十文字ヴィレッジ様から学校給食のジャガイモ栽培のご依頼をいただきました。
ご依頼内容は学校給食に20tは使いたいので、なるべく多く栽培してほしいとのことです。
早速、来週から本格的にジャガイモ栽培に向けて準備をしていこうと思います。
では、ジャガイモ栽培の手順とポイントを見ていきましょう。
ジャガイモ栽培
植え付け時期
ジャガイモの植え付け時期は春と秋の2回あります。
・春は3月~4月中旬くらい
・秋は8月下旬~9月くらい
春の植え付けが初心者の方には向いています。秋の植え付けの難点は
・種イモの販売期間、植え付け期間が短いこと
・暑さで種イモが腐りやすいこと
・時期により寒さでジャガイモが大きくなりにくい
などがあります。
今回は植え付け時期は少し早いですが、暖かい日を見計らって植え付けようと思います。
事前準備とポイント
一般的に畑で栽培する場合は、石灰を入れて土の酸度調整をします。
ですが、ジャガイモは酸性の土を好むので育てる土には石灰は入れなくて大丈夫です。
※酸度調整のために石灰を入れる場合は少なめにしましょう。入れすぎるとそうか病の原因になるおそれがあります。
植え付けの1週間前までに1平方メートルあたり堆肥2~3kg、成分が8-8-8の化成肥料や有機肥料などを100gほど施してよく耕します。
1.種イモの準備
種イモは12月でも購入できますが、寒さで種イモが腐ってしまうことも多いので
初心者の方は暖かくなってくる3月に購入するといいでしょう。
4月中旬くらいまで購入できます。
品種は、男爵やメークインなど様々なものがありますが、育てやすさにはそれほどの差はないので料理を作る上での使いやすさやそれぞれのジャガイモの特徴や好みで選んでいいかと思います。
※購入の際は、春植えの品種と秋植えの品種があるので間違えないように確認しましょう。
購入する場所はスーパーなどで売られている通常のジャガイモではなく、ウイルス病を避けるためにも品質保証がされている合格証の付いた種イモを購入しましょう。
大きさの目安として1kgで20個ほどの小ぶりな種イモを選ぶと、植える際に切る必要もなくそのまま植えられます。
このくらいのサイズの場合は切ってから植え付けます。
2. 芽出し
植え付けの2~3週間前から種イモの芽出しをします。
2週間程度、毎日朝から夕方くらいまで日なたに並べて太陽光を当てます。寒くなる夜は家などに取り込みましょう。
そうすると芽が出てきます。緑、赤、紫色の芽が出れば芽出しの完了です。
芽出しは必ずしもする必要があるわけではないですが
芽出しをする理由は、種イモをそのまま植え付けたときよりも発芽が揃うので、その後の生育がよくなるためです。
3.種イモを切る(※種イモが大きい場合のみ)
種イモが30~50gほどなら切らずにそのまま植え付けます。
大きめな50g 以上の場合は芽出し後に切りましょう。
切り方は、種イモの頂部(芽のついた部分)を中心にして1片を均等に縦方向に切断します。
各片に芽が均等につくように切りましょう。
切り終えたら、風通しのよい場所で2日程度乾燥させます。
切り口が十分乾燥してから植え付けます。長時間乾かしすぎるとしなびてしまうので注意しましょう。
※植え付け前に切り口から腐敗するのを防ぐため、切り口にじゃがいもシリカ、草木灰、ハイフレッシュなどを付けると腐敗しにくくなります。
4.土づくり
最も大事になる土づくりをします。
・植え付けの2、3週間前に、深さ25~30cm程度で耕うん機などがあれば耕うんして日光と空気に当てます
※深めに耕うんする理由は、ジャガイモが土壌に茎(地下茎)を伸ばして実るので、深めに耕すことで根が伸びやすくなります。
掘り返されることで、深いところに潜む病原菌を日光で死滅させる効果も期待もできます。
・苦土石灰(中性に近い硫酸カルシウムなどでも可)を撒いて耕す
1平方メートルあたり50g程度(酸度5.0以下の場合のみ)を撒きます
事前に酸度を計測しておきましょう
※そうか病の発生を抑えるため撒く量には注意しましょう。
ジャガイモはアルカリ性の土壌を嫌い、弱酸性からアルカリ性(酸度6.5以上)の土壌ではそうか病になりやすいので、石灰(カルシウム)の使用時は注意しましょう。
酸度は5.0~6.0くらいの範囲に調整しましょう。
・植え付けの2週間前に、堆肥を500g、元肥(化成肥料、窒素、リン酸、カリなど)を
それぞれ1平方メートルあたりに60g程度撒いて耕す
5.畝立て・植え付け
植えるための畝立て(うねだて)を作ります。
畝立ての目安は
・幅60~70cm程度
・高さ10~15cm程度
・畝の中央に深さ5cmほどの植え溝を掘る
畝立てができたらいよいよ植え付けです。
・植え付けは30cm間隔
・2~3cmほど覆土(土をかぶせる)して、その上に化成肥料(8-8-8)を1平方メートルあたり
100g~50g撒きます
※その際ジャガイモに直接つかないよう混ぜ込みはしません。
・植え付ける際に深すぎると芽が出にくくなるので、撒いた上に5cmほど覆土して植え付け完了です
6.水やり
植え付け後、雨が降らない場合は水やりをします。水やりをすることで発芽が早まり収穫量が多くなります。
順調にいけば、植え付けから2~3週間後に出芽します。
7.追肥と土寄せ
ジャガイモを大きく育てるために追肥と土寄せ(株元に土を盛る)をします。
タイミングは、1回目は芽かきの後、2回目は花のつぼみのついた頃(1回目から2~3週間
後)が目安です。
ポイント
追肥・土寄せ1回目は、草丈が15cm程度に出芽が揃ってきたら、クワや耕うん機で
畝間(畝の両側)を浅く耕してから、化成肥料(カリ、油かす、草木灰、ボカシ肥などをお
好みで) 1平方メートルあたり20~30gを軽く混ぜて5~6cm程度土寄せをします。
追肥後は必ずしっかりと土寄せをしましょう。
※土寄せをすることで根張りをよくさせる効果があり、大きく育ちやすくなります。
その際に除草もしておきましょう。
種イモが地上に露出してしまい根が太陽光に当たると、緑化してしまい品質が落ちて
食べられなくなってしまいます。
そのため土寄せは忘れずにやるよう注意しましょう。
花が咲く前に葉の色が悪くなった場合は、肥料切れになっているので液体肥料などで
栄養を与えましょう。
その際に土に追肥を混ぜ込んでから土寄せすると効果的です。
※ジャガイモに肥料が直接かからないように注意しましょう。肥料焼けを起こしてしまいます。
緑化とは
緑化すると、その部分(ジャガイモの芽にも)にソラニン、カコニンという天然毒素が多く含まれてしまいます。
有害なので、このようなジャガイモを食べると、吐き気、下痢、嘔吐、腹痛、めまい、頭痛などの症状が出るおそれがあります。
土寄せは、緑化させないことで品質のよい健全なジャガイモに育てるための大事な作業
です。
8. 芽かき
ジャガイモ栽培では芽かきをします。1つの種イモから複数の芽が出てくることが多い
ため、ジャガイモを大きくするために必要な作業です。
芽かきをすることで余計な芽を取り、残した芽に十分に栄養がいきわたります。
芽の数はジャガイモの大きさに比例して芽の数が多いと小さく、芽の数が少ないとジャガイモが大きく育ちます。
芽かきのやり方は、芽が地上部に5~10cmほど伸びた頃に生育のいい2~3本を残して
他の芽はかき取ります。2~3本残しが目安なので状況によりお好みで残しましょう。
芽かきの際は種イモを引き抜いてしまわないように、片手は必ず株をおさえて行いま
しょう。かき取る芽は横に引き抜くといいでしょう。
ポイント
追肥・土寄せ2回目は、1回目から約2~3週間後(草丈が30cm程度)に同じ要領でやりま
す。肥料は少なめの10~20gで行います。
※花が咲くころにジャガイモが肥大し始めます。花を咲かせたままにしておくと、養分を吸われてしまいます。気づいたら摘み取りましょう。
9. 病気・害虫対策
畑は、ちゃんと管理しないと畝の周囲などに雑草が生い茂ります。
雑草は害虫の温床にもなるのでこまめに抜いて管理しましょう。
雑草対策は、普通に抜いて処理をする他に、防草シートを敷く、専用の除草剤を使用するなどの方法があります。
雑草対策に適した薬剤の種類には
・液剤タイプ(茎葉処理型)
雑草がすでに生い茂ってしまった場合に速効性があり、雑草のみを処理できて
土壌に浸透もしないので使いやすい
・粒剤タイプ(土壌処理型)
雑草が生え始めの処理や、予防に向いています。速効性はないですが長時間の効果があります
・ハイブリットタイプ(茎葉処理・土壌処理型)
速効性と持続性の効果を併せ持っています
害虫は、雑草が多い場合や暖かくなってくると発生しやすくなります。
代表的な害虫は、アブラムシ、ヨトウムシ、オオタバコガ、テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)、センチュウ類などの害虫がいます。
害虫は葉や茎などを食害して生育障害などを引き起こすおそれがあるので、見つけたら素早く除去していきましょう。
害虫の除去の際に直接捕まえるのは苦手な方、抵抗がある方は天然成分を使用した殺虫剤もありますので準備をしておきましょう。
基本的には、葉の裏や株元(土の近く)の落ち葉の下などを毎日丁寧に観察しましょう。
卵や幼虫を見つけたらすぐに捕殺します。
ジャガイモの病気では
そうか病、青枯病、灰色かび病、乾腐病、黒あざ病、指斑病などの病気があります。
市場価値を損ない商品化ができなくなる深刻なものもあるので
病気による被害を防ぐために、適切な生育環境を維持するようにすることが大事です。
・日当たり、水はけ、風通しは良好か
・水やり、肥料の量は適切か
・肥料や土に問題はないか
などに注意して適切な管理を行い野菜を健康な状態に守ってあげましょう。
10.収穫
春植えジャガイモの収穫時期は一般的には6月ごろですが、品種、天候、植えた時期によって収穫時期が変わってきます。
生育していくと茎葉が枯れていきます。
収穫のタイミングは、茎葉が7~8割程度に黄ばんで枯れてきた頃です。
収穫する時は、なるべく晴れが続いてよく土壌が乾いている日にしましょう。
湿っていないほうが腐敗の防止になります。
雨の日やまだ土壌が乾ききっていない場合の収穫は、湿った土がジャガイモに付いて腐敗しやすくなります。
もし土が湿った状態で収穫をする場合は、湿った土をちゃんと取ってから収穫後に風通しのよい場所で乾燥させましょう。
収穫方法は、ジャガイモを傷つけないように株元から少し離れたところにスコップやシャベルをさして、土ごと掘り上げて収穫します。
掘り上げた後にジャガイモが残っていないか土の中の確認をしましょう。
※収穫の際コンテナに入れる前には、ジャガイモに腐敗がないか、芽の部分に食害がないかを確認して選別しておきましょう。
保存方法
収穫し終えたジャガイモは1~2時間ほど掘った場所で乾燥させます。
その後は日陰でジャガイモ同士が接触しない程度に離して表面を乾燥させます。
表面が乾いたらコンテナ、網かご、ダンボールなどに入れ冷暗所で貯蔵します。
※収穫したジャガイモは長時間、日に当てないようにしましょう。天然毒素が生成され
食べられなくなるおそれがあります。
ジャガイモ栽培の手順は以上となります。
来週、土づくりから作業開始していきます。
事前に牛糞堆肥2トン(5000円分)は畑Aに投入済です。
学校給食用という責任重大なご依頼をいただいたので、いいジャガイモを食べてもらえるようにこれから精一杯頑張っていきたいと思います!!
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
最強寒波から大根を守れ!!
【農業に携わって良かったこと、わかったこと】
週末農業を始めて半年以上たちました。
思い返してみると毎週土曜日の夜は、YouTubeで次の日の作業を確認することが習慣になっていました。
農業にたずさわり気付いた事が2つあります。
1つ目は、
農業をすると周りの農業経験者との付き合いが生まれる。
畑で作業をしていると、周りの農家さんたちからアドバイスがもらえたり
今までには無かった人付き合いが生まれました。
時には、使わなくなった農場道具などが頂けたりするなど
ほんと感謝です。
2つ目は、
新鮮な野菜を無料で頂けたりする。
私もそうですが、野菜を収穫すると
収穫した野菜を食べてもらいたい。
という衝動にかられます。
自分の畑で出来た野菜より立派で美味しい野菜を沢山いただきました。
時には見たことの無いような珍しい野菜と出会えたりします。
先日、長野県産の長芋を頂きました。
これは1.5リットルのコーラと比較した長さです。
でかっ!!
長く太くて立派な長芋です。
生食でのタンパク質の含有量は野菜一といわれていて、栄養豊富な野菜です。
ちなみに長野県は長芋の全国シェアで第3位です。
1年で収獲される長芋でとろろご飯を作ると、長野県民が約36日間もの期間、朝食でとろろご飯を食べられるほどです。すごい生産量です!
早速、とろろご飯でおいしく頂きました!
では、本日の畑作業に移ります。
ニュースで群馬にも最強寒波が来るため、寒波に備えて大根を土の中に埋めようと思います。
冬に大根を収穫しない場合、土の中に埋めておくとストレスがかからないようです。
大根畑の様子です。
寒さのせいなのか葉が枯れてきました。
初めに、1度大根を全部抜きます。
結構周りの人に配ったり、家族で食べましたが
まだ10本以上残っていました。
穴を掘って大根を逆さに埋めます。ヒゲを少し出して目印にしました。
念には念を入れ
雪などで大根の埋めた場所がわからなくならないように藁を目印にして完成です。
保存期間は冬に収穫する場合、1度大根を全部抜いてから逆さに埋めることで春先まで畑での保存ができます。
これで最強寒波にも負けないはず!
がんばれ!!
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
【念願のホーム玉ねぎの収穫】
【ホーム玉ねぎの収穫】
今日は、念願のホーム玉ねぎの収穫をしていきたいと思います。
まずは畑Aの様子から
ホーム玉ねぎ収穫前の様子です。
はじめは生長が遅くてなかなか大きくならず心配でしたが、
ここまで大きくなりました。
収穫してみましょう。かなり個体差があります。
1番大きかったものは9cmほどで、1番小さかったものは5cmほどでした。
次は
畑Bの様子です。
立春のかおり収穫前の様子です。
大きすぎてなかなかマルチ穴から出てきませんでした。
ホーム玉ねぎと比べて立春のかおりの方が生長が安定してました。
初心者にはおすすめだと思います。
収穫量は大量に収穫ができました!
畑Bのホーム玉ねぎは
思っていたより生長していなかった印象です。😢
市場の玉ねぎより小ぶりな気がします。
ですが、
なんとか無事に収穫までたどり着けたので一安心です。
収穫後には、事前に友達のカメラマンにお願いしていた写真撮影をしてもらいました!
BASE(ベイス)でネット販売の準備もしているので、その商品写真用です。
ちなみにBASEは初期費用、月額費用が0円から始められるので、私のようにネット販売をやったことがない初心者の方などにはおすすめです。
売れるまでは料金がかからないのも魅力です。
実際にやってみると、PCでもスマホでも簡単にホームデザインや文字のフォントや配置など自分の好きにいじれました。
SNSとの連携もしやすいので、インスタグラムなどにショップのアカウントを作れば
いろいろな方に自分の作った野菜を見てもらえますね。
まだ完成はしていませんが、完成後には少しずつでもうちの野菜を見て知ってもらい、食べてもらえたらいいなと思っています。
こちらはブログ写真用です。採れたて野菜らしく畑バックと青空バックの写真です。
やっと念願のホーム玉ねぎに変更できます✨
日曜日なのに写真を撮ってくれてありがとう!感謝です!
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
今年初めの週末農業 【白菜の防寒対策】
【初詣~白菜の防寒対策】
明けましておめでとうございます。
昨年、週末農業を始めてこのブログも書いてきました。
おかげ様でたくさんの方々に見て頂き、嬉しい限りです。
本年もブログを通じて情報交換など、いろいろなコミュニケーションが取れたらと思っていますのでどうぞよろしくお願い致します。
お正月は、家族で初詣に川越氷川神社に参拝に行ってきました。
川越氷川神社は約千五百年前に創建され、昔より縁結びの神様として信仰されていて県の重要文化財となっています。
お祀りしている五柱の神様(ご祭神)が人々のご縁を取り持って下さっているようで
これらの神々がご家族であることから、家族円満、夫婦円満、縁結びの神様として信仰されています。
今回のお目当ての名物、鯛みくじもやってきました。
このおみくじは、手で引くのではなく専用の釣り竿で釣り上げます。
鯛みくじは持ち帰ることができるので、飾ったり、キーホルダーなどにしてお守り代わりにすることで、素敵なご縁を引き寄せることができるといわれています。
見事、今年も大吉でした!
参拝後に街をブラブラしていたら、おさつチップに出会いました。
娘と息子がかなり気に入ったようなので、今度収穫したさつま芋でチャレンジしてみようかと思います。
それでは
畑のほうはどんな感じになっているでしょうか。
現在の白菜の様子はこんな感じです。
白菜の防寒対策のため百均で麻ひもを購入しました。
白菜を麻ひもで縛って防寒対策をしようと思います。
なぜヒモで縛るのか。
その理由は、保温をして防寒対策をする為です。
白菜の水分は96%もあるそうです。防寒対策をしないと、その水分が凍ってしまい葉が枯れてしまう霜枯れが起きてしまうのです。
一番外側の葉で覆いヒモで縛ることで、保温して霜枯れを防ぐのです。
他にも形を整えたり、土やほこりが入らないというメリットもあります。
ちなみに、麻ひもは自然に還るのでビニールひもなどより農作業に向いています。
では、やっていきます。
一番外側の葉でしっかりと覆ってあげてから麻ひもで縛る。
こんな感じで完成しました。
収穫できた白菜を切って断面を見てみます。
ギュウギュウに葉が詰まっています。密度がすごいです!
夕食に鍋にして食べました!
シャキシャキで甘みがあっておいしかったです!
では次回
是非、読んで頂けたら幸いです!
本年が皆様にとって飛躍できる1年でありますように🐇