週末農業日記

初めて週末農業を始めた日記です。

いよいよ植え付け準備 開始!!【サトイモ・トウモロコシ】

【十文字ヴィレッジで植え付け準備】

十文字ヴィレッジのレンタル畑で、サトイモとトウモロコシの植え付け準備をしていきます。

 

前回と同様の5m×5mの畑をお借りしたので、ありがたく

使わせていただきます。

畑全体


毎回思うのは、景色がとても素晴らしい。

この景色を眺めながらの週末農業。

 

最高です!!

 

 

まずは畝づくりからです。

 

畝づくり



1時間ほどで3列の畝が出来ました。

黒土でフカフカなので全然疲れなかったなぁ。

 

次にマルチ張りをします。

マルチ張り


あっという間にマルチ完成!!

マルチ完成


最後に、昨年使ってとっておいた防草シートを使用してマルチの回りに張ります。

 防草シート張り

昨年は、防草シートのおかげで草刈りのストレスから解放されました。

今回も頼りにしてるよ(^^ゞ

よろしく!!

 

 

ここにビニールハウスでポット栽培をした苗を植えていきます。

 

では、ポットの様子を見ていきましょう。

 

トウモロコシポットは前回、2種類の土での生長の違いの検証をするため

黄色のカゴが培養土入り、白いカゴが畑の土入りで苗を育てました。

トウモロコシポット

トウモロコシポット培養土入り

 

トウモロコシポット 畑の土入り



結果は、畑の土入りのほうが芽出しがいいように見受けられました。

なんかうれしい!!

 

サトイモポット

サトイモポット畑の土

サトイモポット培養土

どちらも変化なし💦

大丈夫かな:;(∩´﹏`∩);:

まぁ~

植え付けまで時間があるので気長に待ちましょう。

 

 

自宅でプランター栽培をしているビーリーはこんな感じ。

ビーリー



もっさりできました!

食べごろなので摘み取って食べたいと思います。

摘み取り



作業終わりに肉料理と一緒に食べます。

肉料理と一緒に食す



今日も一日お疲れ様です。

柔らかくてシャキシャキしてうまい!肉料理との相性間違いないです!

 

手軽にできるプランター栽培はイイですね。

 

 

また来週、畑の様子を見ていきます。

 

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!

生長記録№4

【生長記録】

まずは畑Aの様子です。



ジャガイモの芽が順調にすくすく育っています。

 

ジャガイモの芽



晴れが続いて土がカラカラになっていたので、たっぷりと水やりをしておきます。

メークインの方がキタアカリに比べて生長が早い感じです。

 

まだ霜の被害が心配な時期なので天気予報には注意していきます。

 

 

次は畑Bの様子です。



ネギがトウ立ちしていたので1つずつ手で処理をしていきます。

 

トウ立ち処理

 

 

 

 

雑草もかなり生えていたので草刈り作業をしていきます。

この時期の雑草はホントに大変💦

草刈りしたにもかかわらず次の週には草だらけ(。-∀-)

草刈り後



山盛りになるほど刈れました。

 

それでは、次の栽培に向けて、畑耕しをして下準備をしていきます。

畑耕し



準備完了。

もう慣れたもんですね(。-`ω-)

 

ポット栽培中のサトイモを植えて、

残りのスペースは何を栽培しようか、まだ考え中です。

 

来週は十文字ヴィレッジにトウモロコシ&サトイモを植え付ける準備を

始めていきます。

 

 

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!

 

初めてのポット栽培!!

【ポット栽培でのサトイモの芽出し&トウモロコシの種植え】

サトイモとトウモロコシのポット栽培の準備をしていきます。

地元の八万屋さんで揃えました。

今回、購入したものは

 

コーン1袋

・コーン1袋 396円

 

サトイモの種イモ2kg



サトイモの種イモ2kg 2000円

 

培養土14L



・培養土14L 200円

 

エコポット(9.0cm黒丸 100P)



・エコポット(9.0cm黒丸 100P) 389円

 

 コーン 74粒 サトイモの種イモ 44個



内容量はコーン1袋に74粒、サトイモの種イモは44個です。

 

今回は芽出しには、使用していないビニールハウスがあるので、ここで育てようと思います。

ビニールハウス



現在は使っていませんが、梅干しを干すために使われていました。

中を見てみたら、やはり草が生い茂っていました。

ビニールハウス内



まずは片付けから作業開始。

 

今回、培養土を購入したので、畑Bで土づくりをして畑で育てた土とどちらが育ちがいいのか2種類に分けて検証もかねて栽培をしていきます。

 

サトイモ用から

種イモ植え付けの際は、芽の部分を上にして植えてから土をかぶせます。

サトイモ 種イモ植え 覆土



サトイモ用ポットの半分の20個には培養土を入れ、もう半分の20個には畑の土を入れます。

サトイモ用 培養土入り20個 畑の土入り20個



20個ずつ出来ました。

 

※残りの4個は種イモが巨大すぎてポットに収まらなかったので、別の入れ物に植えました。

 

 

トウモロコシ用は

トウモロコシの種の尖った部分を下にして、1つのポットに3粒ずつ植え付けます。

培養土入りを7個と畑の土入り7個出来ました。

トウモロコシ種植え 培養土入り7個 畑の土入り7個 トウモロコシ用ポット



ポットの植え付けが終わったのでビニールハウスに入れて、両方ともたっぷりと水やりをします。

サトイモ種イモ植え完了 トウモロコシ種植え完了 作業完了



 

後片付けをしていると…

あれ?トウモロコシの種がまだ残ってる!?

何を勘違いしていたのか、計算間違えで32粒もの種を余らせていました💦

3粒×7で21粒で、それが2セットなので42粒を使用…確かに余るわけですね。

慌ててポットに土を入れて植え付けました。ふぅー。

あやうく、トウモロコシをいっぱい食べ損ねてしまうところでした!

計算は大事です。

 

片付けも終わり、培養土が余ったのでビーリーフの苗を購入し、ベランダ栽培用にプランターを作り植え付けしました。

ビーリーフ苗植え 培養土入り ベビーリーフ用 プランター栽培



急遽、余り物で作ってみたわりにはオシャレに仕上がりました。

プランターは、たまたま実家の庭に転がっていたものを見つけたので再利用しました。

妻も娘も気に入ってくれたので、今後はプランター栽培にも取り組んでいこうと思います!

 

来週は、ビニールハウスにて催芽(芽出し)の経過と2種類の土での違いの様子が出るのか

追っていきたいと思います。

 

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!

 

生長記録 №3

【生長記録】

桜が満開に咲いているので、家族で高崎公園に夜桜を見に行きました。

高崎公園 夜桜



ライトアップされている桜もとても綺麗でした。

群馬で田舎なこともあり自然に囲まれているので、通勤やちょっとした外出でも花が見られて四季を感じられます。

もう時期は終わってしまいましたが、群馬で有名な三大梅林(榛名,箕郷,安中)も家から車で10~20分圏内で見られます。

木々が多いので花粉症の方には堪えますが…

秋の紅葉もそこら中で見られますので、通りがかりだけでも榛名町へ是非!

 

さて、畑の様子ですが

3週間ぶりの畑の様子になります。まずは畑Aです。

 ジャガイモ ジャガイモ発芽



ジャガイモが芽を出しました!

学校給食を楽しみにしている地元の子供達のために順調に生長してほしいです。

今週は雨が降るようで安心ですが、気温が高いので乾燥には注意をしなければ!

タンポポネモフィラ 雑草



畑の両脇に花が咲いていました。タンポポと…この青い花はなんだろう?

気になって調べてみたら、勿忘草(ワスレナグサ)

いや、おそらくネモフィラかと思われます。

3月~5月に開花してGWごろには花茎が30cmほどにもなるそうです。

切り花として楽しめるようです。

しかし、ネモフィラは乾燥した土を好むようで、畑の端ですが乾燥してしまっている状態だと知りました。

畑の端の花などからも土の状況はわかるものなんですね。

 

畑Bの様子は 

 畑B



こちらも花や雑草が生い茂っています。冬から完全に放置していた状態です。

 

 

九条ネギ トウ立ち

 

九条ネギだけやたらと元気がいいです。トウ立ちしている箇所もありますが。

 

 

 芽キャベツ



芽キャベツは、もはやなんだかわかりません。

こんな事になるのかと思わず吹き出してしまいました(笑)

 

 

白菜



白菜も食べきれなかった分は、中まで水っぽくなっていました。

 

 

九条ネギ 追肥と土寄せ



九条ネギに追肥と土寄せをして

来週から畑耕しから準備を始めて、サトイモとトウモロコシの栽培のために段取りをしていこうと思います。

 

最後に

九条ネギのトウ立ちの対処をしていきます。

トウ立ち



このつぼみのようなものです。生長して花が咲くとネギ坊主になります。

トウ立ちが始まるとネギの栄養をこちらに集めようとするので、味が悪くなり、ネギも固くなってしまいます。

トウ立ちが始まったら早めに対処しましょう。

対処法は、トウの部分を摘み取ります。

トウ立ちした部分の少し下から剪定バサミなどで切るだけです。

 

ちなみに

トウ立ちした部分は捨てがちですが

食べられるようなんです。知らなかった~!!

天ぷらや炒めものにすると美味しいらしいです。今度やってみよう!

早めに摘めば柔らかくタラの芽のような食感に似ているようですよ。

私はタラの芽を食べたことがないのでわかりませんが。

ただ処分されがちなトウ立ちの部分。食べておいしいなら儲けものですね!

 

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!

 

トウモロコシの栽培に向けて

【トウモロコシの栽培に向けて】

来週の日曜日からトウモロコシも栽培を開始しようと思います。

トウモロコシの特徴から栽培の時期、手順、ポイントを確認していきます。

 

トウモロコシの特徴

真夏が収穫時期で、高温で日当たりがよい所を好みます。

トウモロコシは鮮度が落ちやすいので、もぎたてをなるべく早く食べるのが一番おいしいです。

 

ポイント

  • 日当たりの良い場所で育てる
  • 受粉の確率を高くするために、1列よりも2列に並べて植える
  • トウモロコシの害虫アワノメイガの被害を抑えるために、受粉に必要な量の雄穂以外は早めに切り取る

 

トウモロコシの栽培時期

トウモロコシ栽培は、育苗して植え付け、その後に直播きで栽培時期をずらして長期間の収穫ができます。

  • 育苗栽培  3月下旬~4月上旬ごろにポットに種まき 4月下旬ごろに植え付け 

         6月下旬~7月中に収穫 

  • 直播き栽培 5月上旬~6月下旬ごろに種まき 7月上旬ごろ~9月中に収穫

育苗してから植え付ける早まきをすることで、トウモロコシの害虫アワノメイガの発生の時期をずらし被害を減らす効果も期待できます。

 

トウモロコシの栽培方法

種まきと育苗

育苗するにはポット(3号9cm)に3粒ずつ1cm程度の深さで種を押し込みます。

その際、発芽しやすいように尖っている部分を下に向けます。

水やりはたっぷりやります。

寒さ対策のためビニールハウスなど暖かいところで育てましょう。

発芽した3枚が草丈15cm程度になるまで育てます。

※セルトレイの場合は、128の穴に1粒ずつ種まきをして育った3~4枚を植え付けます。

 

育苗の目安

  • 日数 20~30日
  • 適温 発芽の適温25~30℃ 生育の適温20~30℃

 

直播きは、暖かくなる5月以降に畑に種まきします。

 

土づくり

植え付けてまでに、堆肥、石灰、元肥を入れて土づくりをしておきます。

土壌酸度(pH)の目安は6.0~6.5です。

トウモロコシは日光を好むので、朝夕と日がたっぷりと当たるように畝立ては南北向きにします。

根を深く張るので深めに耕しましょう。

 

肥料

トウモロコシは、クリーニングクロップ(掃除する作物)といわれ養分吸収能力が高く、土壌に過剰に蓄積された土壌の養分を持ち出す作物です。

塩類障害を軽減してくれます。

トウモロコシを大きく育てるため肥料切れを起こさないように、たっぷりと肥料を入れてあげましょう。

肥料の種類は、有機肥料や発酵・分解されているボカシ肥料などがおすすめです。

 

連作障害とコンパニオンプランツ

トウモロコシは連作障害が出にくく、同じ場所で連作ができます。

コンパニオンプランツとして、インゲンやエダマメとの混植などがおすすめです。

トウモロコシの天敵であるアワノメイガを寄せにくくする効果も期待できます。

 

植え付け

ポットに種まきしてから3~4週間程度、草丈が15cmほどになったら畑に定植します。

  • ポットから根を切らないように注意しながらはずす
  • 1本ずつに分け、株間30cm間隔で2列に植え付けます

 

ポイント

トウモロコシは、風媒花(風で花粉を飛ばして受粉する)なので雄花の花粉が風で運ばれて、雌花につき受粉します。

2列以上に植え付けするのは、まとまって植えることで受粉しやすくするためです。

 

直播き

畑に直播きする場合は、株間30cm間隔で3粒ずつまきます。

直播きでは、発芽した芽を鳥被害から防ぐために不織布をベタ掛けしましょう。

発芽から緑葉になれば外します。

草丈が15cmほどになったら間引きして1本にしましょう。

 

畑で複数の品種は栽培しない

1つの畑で違う品種を育ててしまうと、違う品種の花粉が受粉してしまい交雑してしまいます。

もし複数の品種を育てたい場合は、花粉の飛ぶ距離の100~200mは離すか、開花して花粉と飛ばす時期からずらすなどしましょう。

 

ポイント

発芽率をよくするために、ポットまきでも直播きでも1つの穴に3粒まくといいです。

 

追肥と土寄せ

トウモロコシは、肥料切れさせないことが重要です。

しっかりと肥料をあげることで、歯抜けの少ない実が詰まったものが収穫できます。

トウモロコシは、地上部の節から球根が出てきます。

土寄せをすることで球根がたくさん伸びて生育が良くなり、高く育つトウモロコシの倒伏防止になります。

追肥と土寄せは2回ずつします。

 

追肥と土寄せのタイミング

  • 1回目 草丈40~50cmほどで本葉が5~6枚になったころ

雌穂が分化する時期にあたり、ここで穂の大きさと粒の数が決まります

株元に追肥をして、しっかりと土寄せ

       

  • 2回目 株の先端に雄穂が見え始める 

雌穂から絹糸(ヒゲ)が出る1週間前くらいが受粉前の大事な時期です

株元に追肥をして、しっかりと土寄せ

 

受粉と摘果(除房)

トウモロコシは、てっぺんの雄穂の花粉が下にある雌穂のヒゲにつくことで受粉します。

家庭菜園の場合は、確実に受粉させるために人工授粉させましょう。

実入りのいいトウモロコシを収穫するためには、1株に対して1つの雌穂(1番大きなもの

主に最上部の雌穂) だけ残して、他の小さい雌穂は摘果(摘み取る)しましょう。

※1株に2~3本の雌穂ができます。

小さいうちに摘果した雌穂は、ヤングコーンとして食べられます。

目安はヒゲが出てから1週間程度が食べごろとなります。

 

わき芽かき(除げつ)はしない

株元のわき芽はそのままにしておきます。

わき芽を残しておくことでその分光合成ができ、より多くの養分が作られます。

 

人工授粉のやり方

トウモロコシの雌穂の受粉は同じ株では受粉しにくいです。

そのため他の株から雄穂を切り取り、同じ株以外の雌穂のヒゲに擦り付けて花粉を付けま

す。

※うまく受粉できないと粒が付かない、歯抜け、粒が不揃いになってしまいます。

 

害虫対策

トウモロコシの天敵であるアワノメイガは、雄穂に誘引されて産卵し、幼虫が雌穂の実を食害します。

対策は、受粉が終わった雄穂を切り取ります。

雌穂のヒゲが色付き始めてきたら受粉は完了しています。

 

水やり

てっぺんの雄穂が開花したら水切れしないように注意しましょう。

先端まで実が入らなくなってしまったり、雌穂の太りが悪くなってしまいます。

 

鳥害対策

実が大きくなってくると、カラスなど鳥の食べ荒らし被害があります。

対策をいくつか紹介します。

 

防鳥糸(キラキラが付いているもの)

  • 設置時期 雌穂がまだ小さいうち(ヤングコーン収穫時期)
  • 設置方法 畝の両端に支柱を立て、雌穂の真ん中の高さで両側から防鳥糸を張ります。

雌穂の近くに何かあるとカラスなどに認識させます。

カラスは人の5倍ほど視力があるといわれているので、狙っている雌穂の近くに張ることで警戒するようです。

 

防鳥ネット

  • 設置時期 雌穂が大きくなり始めたころ
  • 設置方法 トウモロコシ畑の周囲に、高さ1.6m程度の防鳥ネットで囲います。

畝の両端(端に設置したら1列とばしで設置)に亜鉛パイプを立てて、スズランテープを使い防鳥ネットを固定する。

亜鉛パイプをトウモロコシ畑の側面に立てていく。(3m程度の間隔) 立て終えたら、スズランテープを使い防鳥ネットを固定する。

亜鉛パイプの下側もスズランテープを使い固定します。

最後に出入り口を作ります。出入りするところのネットを切り取り、網目に竹などの支柱を通してスライドできるようにします。

カラスは畑の周囲に降りて歩いて近づく習性があるため、畑の周囲をネットで囲うことで侵入を防ぎます。

 

防鳥テープ

  • 設置時期 防鳥ネット設置後
  • 設置方法 防鳥ネットを固定した亜鉛パイプの先端に、赤と銀の防鳥テープを縛り付

             ける。太陽光を反射させるためテープはひねっておきましょう。

太陽光を乱反射させることでカラスなどの視覚を狂わせて飛来を防止する。

 

倒伏対策

トウモロコシは草丈が高くなり、根も浅いので風で倒れる心配があります。

倒伏対策は、土寄せをしっかりとする。

今回のように2列での栽培では、四隅に支柱を立てて支柱からヒモを張ることである

程度の強風でも耐えることができます。

 

収穫

雄穂の開花から20~25日ほど、雌穂のヒゲが茶色になり縮れてきたころです。

※このヒゲは、1本ずつトウモロコシの実の粒1つずつと繋がっていて、熟すことでヒゲは茶色になっていきます。

収穫のタイミング

まだ冷える夜のうちに糖度が高まるので、早朝に収穫するのが一番甘みが出ます。

収穫の目安

押してみて中身の実入りを感じるか、外皮を少しむいて上部の実の膨らみなどを確認してみます。

 

 

収穫のやり方 

実を付け根から切るか、下に倒してからねじ切って取ります。

※収穫の時期を過ぎてしまうと、実が固くなってしまいます。

 収穫後でも数時間で甘みが落ちてきてしまうので、すぐに食べるか、茹でて冷凍保存するといいでしょう。

 

茎付きで収穫

トウモロコシは、茎付きで収穫することで朝から夕方くらいまで糖度を保てます。

収穫のやり方は、外皮が付いたままで茎も3節分ほど残した状態で収穫します。

茎付きでは、立てたままの保存で糖度を保つ効果が高まります。

常温でも半日程度は糖度が落ちないので、朝取りを販売される方にとってはとても重宝する収穫方法です。

見た目でも採れたてとひと目でわかります。

 

では、来週から自宅のビニールハウスにて育苗を始めていこうと思います!

植え付けは、畑Bと十文字ヴィレッジでのレンタル畑で栽培を予定しています。

 

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!

 

サトイモの栽培に向けて

サトイモの栽培に向けて】

来週の日曜日からサトイモの栽培を開始しようと思います。

サトイモの特徴から栽培の時期、手順、ポイントを確認していきます。

 

サトイモの特徴

栽培期間は長いですが、収穫量が多いです。

イモは茎が変形したもので、普段食べているのは塊茎といわれる部分です。

種イモの頂芽が成長していき親イモになり、その親イモの側芽から子イモ、子イモから孫イモが出ます。

種イモ自体は養分を吸い取られて小さくなります。

種イモの上に親イモができるので、子イモ孫イモの順にできる位置は畝から浅くなっていきます。

※地表に出て日光に当たってしまうと青イモになってしまい味が落ちます。

土寄せをしっかりとして地表に出ないようにすることが大事です。

収穫したイモを土に埋めて貯蔵することで、翌年の種イモとして使用できます。

 

ポイント

  • 早掘りする場合は事前に種イモの芽出しをしておく
  • 子イモから出た芽は早めにかき取る
  • よく生育してきたらイモが地表に露出しないよう、遅れずに追肥と土寄せをする

 

サトイモの栽培時期

サトイモ栽培は、畑に直植えする普通栽培と、芽出しさせてから植え付ける芽出し栽培があります。

  • 普通栽培  4月下旬ごろに植え付け 9月下旬~11月中に収穫 
  • 芽出し栽培 3月ごろからポットで芽出し 5月ごろに植え付け 8月下旬~11月上旬 ごろ収穫

 

サトイモの栽培方法

種イモの準備

種イモは栽培時期になると種苗店やホームセンターで購入できます。

選ぶコツはふっくらとしていて形が良く、芽が傷んでいないものがいいでしょう。

食用の部位によっていろんな種類があります。

  • 子イモ用 石川早生、土垂など
  • 親イモ用 京イモ(子イモがあまりできない)など
  • 親イモ子イモ兼用 八つ頭、海老芋など 八つ頭は、葉柄も茎イモ(ズイキ)として食べられます。

※葉柄(ようへい)とは葉の一部で、茎・枝につながる柄(え)のようなもの

 

催芽(芽出し)

植え付けの前に、種イモの芽を出させておくことを催芽といいます。

種イモはそのまま植え付けても、地温が上がらないうちは発芽が促されません。

そのために芽出しをする必要があります。

催芽のメリット

  • 芽が出ないで腐ってしまうことを防げる
  • 生長が揃うことで管理がしやすい
  • 初期の生長が早まるので、生育期間が長くなりイモの太りが良くなる

催芽するには、プランターやポットに種イモを仮植えして、ビニールハウスなどの暖かい場所で育てましょう。

 

 

ポットでの育て方

  • 種イモの芽を上にしてポットに入れる
  • 種イモが隠れる程度に土をかぶせて、たっぷりと水をやる
  • その後は、土は乾くたびに湿らす程度に水やりを行う

3月中旬ごろから芽出しを始めれば、約1ヶ月で発芽します。

※今回は4月に入っての芽出しになりそうです。

忙しい💦

 

 

土づくり

植え付けてまでに、堆肥、石灰、元肥を入れて土づくりをしておきます。

土壌酸度(pH)の目安は6.0~6.5です。

サトイモは水分を好むので、水持ちがいい粘土質の土でよく育ちます。

病気予防のため、水が溜まらないように排水性はよくしましょう。

芽出しをしない直植えの場合は、畝立ての後に黒マルチを張ることで地温を上げ、発芽を促すことができます。

土寄せの時はマルチを外します。

 

肥料

サトイモは生育期間が長いので、肥料切れを起こさないようにたっぷりと元肥を入れて定期的に追肥をします。

肥料の種類は、有機肥料や発酵・分解されているボカシ肥などがおすすめです。

 

連作障害とコンパニオンプランツ

サトイモは連作障害を避けるために、同じ場所での栽培間隔は3~4年あけます。

コンパニオンプランツとしてショウガと混植がおすすめです。

サトイモ、ショウガどちらも日陰、水分を好む似たもの同士なので同じ場所で育てやすく、サトイモの葉でできる日陰によってショウガの生育の促進にもなります。

 

植え付け

植え付け時期になったら種イモを植え付けます。

  • 種イモを1つずつにバラし、株間は30~40cm間隔にします
  • 芽を上に向けて深さ10cmほどの深さに植え付けます

 

芽かき

株のまわりにわき芽(子イモの芽)が出たら、早めにかき取るか土寄せして埋めてしまいましょう。

芽を伸ばしたままにしてしまうと、養分を吸われて細長く質の悪いイモになってしまいます。

 

水やり

サトイモは湿地に自生していた野菜なので、夏の乾燥時は株元にたっぷりと水やりを行いましょう。

株元にワラや刈草で敷きわらマルチをしておくと、土の乾燥を防ぐことができます。

 

追肥と土寄せ

サトイモは暗い場所でないと十分に肥大しないため、土寄せは重要です。

栽培期間が長いので肥料切れにも注意しましょう。

株が大きく育ってきたら、追肥を2回、土寄せを3回してイモを肥大させます。

 

追肥と土寄せのタイミング

  • 1回目 本葉が開いて勢いよく伸び始める5月下旬~6月中旬ごろ

        畝の片側の裾に追肥し、畝の両側から5~6cmの高さに土寄せ

  • 2回目 6月下旬~7月上旬ごろ 

1回目と反対側の畝の裾に追肥し、畝の両側から7~8cmの高さに土寄せ

  • 3回目 2回目の土寄せから2~3週間後

追肥はしないで、2回目と同じ程度に土寄せ

※土寄せが不十分だと、子イモ孫イモの茎葉が地上に出てきてしまいます。

そのままだとイモの数は増えますが、小ぶりになってしまいます。

 

収穫

11月ごろが収穫時期になります。

  • 地ぎわで茎を切り取る。
  • イモを傷つけないように株のまわりを広めに掘り起こす
  • 収穫したら親イモから子イモをバラし、土と根を落としてキレイにします

※貯蔵性が下がるので水洗いはしない

※品種によって親イモを食べるもの、食べないものなど、食用の部分は異なります。

 事前に品種が把握できるようにしておきましょう。

サトイモは低温に弱いので、収穫後は冷蔵庫には入れずに新聞紙に包む、段ボールに入れるなどして常温保存します。

 

しばらく収穫をしない場合

収穫後はよい環境でも保存期間は1ヶ月ほどなので、冬に少しずつ収穫して食べたい場合は、掘り起こさずに畑に置いておきます。

  • 茎は刈り取る
  • 土をかぶせる
  • 雨が入らないようにビニールをかぶせる
  • ワラで覆い、さらにその上からビニールをかぶせる

温暖な地域ならこれで越冬できます。食べる際に掘り上げて収穫しましょう。

 

貯蔵用の収穫と貯蔵方法

次の種イモに使うなど春まで貯蔵させる場合は、貯蔵性を高めるために十分に成熟したイモを収穫します。

 

 

 収穫

  • 茎が枯れたころに掘る
  • 貯蔵用のイモはバラさない

 

 貯蔵方法

  • 水気の少ない畑に深さ60cmほどの穴を掘る
  • もみ殻を敷き詰める
  • その中に子イモを付けたままの株ごと下向きに並べて置き、穴いっぱいもみ殻をかぶせる
  • 土で山状に覆い、ワラを敷きその上にビニールやトタンなどをかぶせる

※下向きにすることで水が染み込んで腐食するのを防ぎます。

太いヒモやロープで上側のビニールやトタンがはがれないように固定すると安心です。

 

これで春まで貯蔵することができ、次の種イモに使用できます。

※病気が出た株のイモは種イモに使わないようにしましょう。

 

では、来週から自宅のビニールハウスにて催芽(芽出し)を始めていこうと思います!

芽出し後は、畑Bと十文字ヴィレッジでのレンタル畑で栽培を予定しています。

 

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!

【春じゃが】植え付け開始!!

【続・ジャガイモの栽培】

・ジャガイモの栽培のための種芋の準備をしていきます。

 

今回は、20㎏と大量購入予定なのでネット販売と地元のホームセンターなど、値段を比較して一番安くて質のいいいいものを選びたいと思います。

 

まずは、ネット販売と地元のホームセンターなどの値段の比較ですが、

送料の影響もあり地元の種芋より比較にならないほど、ネット販売のほうが高いです。

サイトによっては10倍の値段になるところも・・・💦

品質はどちらも良いものがそろっています。

 

 

次は、地元のホームセンターなどを巡り種芋の値段をを調べていきます。

5㎏と10㎏で多少の誤差はありますが、値段と質で私が選んだのは

 

地元で有名な八万八(はちまんや)さんです。

 

キタアカリ 10㎏ ¥2800(税抜き)

メークイン 10㎏ ¥2800(税抜き)

 

金額が安いという点もだけでなく

草木灰というジャガイモシリカと成分が同じ、しかもリーズナブルな価格の商品がある”

などのアドバイスをくれたり。とても親切。

 

何より家から10分と通いやすい!!

 

ジャガイモの種芋20㎏と草木灰

合計¥5800

で手に入りました。

 

 

・植え付け前に芽出しします。

雨にかからず、弱い光の当たる場所で15度前後の温度の保てる場所で2~3週間ほど並べて置いておきたいところですが

そんな都合のいい場所と時間が無いのが週末農業

ちょうど使用してない部屋があったので日の当たる場所に2~3日並べて置いていきます。

キタアカリ メークイン



・大きい種芋のカットをして、草木灰を付けていきます。

種芋カット 草木灰付け



種芋は芽の数が均等になるように切断します。

目安は一片40g~60g

今回の種芋は大きく量があるので、カット作業にかなりの時間がかかりそうです。

週末しか作業できないのが週末農業

私の場合、日曜休みのため作業時間は日曜日1日のみ(;´・ω・)

※このままでは確実に終わらない💦

急遽、娘に応援要請して手伝ってもらいました。

 

本当に助かります!

 

バトンタッチして、その間に畑の作業を進めてさせてもらいます。

・畝立ての前に、畑の4ヶ所の土壌酸度(pH)チェック

 

土壌酸度(pH)の目安は5.5~6.0です。

1ヶ所で6.0を超えてしまうところ

1ヶ所で5.5を下回るところがありましたが、他の2ヶ所はジャガイモ栽培に最適でした。

 

※pH7.0を超えてしまうと『ソウカ病』が発生してしまうので、注意が必要です。

酸度チェック




作業前の畑Aの様子はこんな感じです。

 

畑A作業前

・今回も水糸とクワを使って作業します。

クワの使い方のわからない時は力任せにクワを地面に刺していたので

クワで水糸を切ってしまう事が多々ありました。

後、長靴にクワが刺さったり(。-∀-)

 

これ以上短くなってしまうと30mの一列が届かなくなってしまうため

確実な作業を心がけます。

 

畝立て




・畝完成です。幅は60cmくらいです。

1列30mで大体1時間ほどかかり、3列分と15mを2列できました。

腰を傷めないように準備運動で良くほぐしてから作業開始しましたが、さすがにこの量は腰に負担が・・・

 

 

 

畝完成



今回は、畝との間(作業通路)を40cmほど空けました。

前回の初めてのジャガイモ栽培の時に、スペースを空けずに畝立てをしてしまい

移動は大変になり、土寄せには土が足りなくなる

という失敗をしたので、今回はそれを糧に改良しました。

 

ネコでの運搬も楽々出来ます!

ネコで運搬



・できた畝に乾燥させた種芋を植え付けます。

種芋乾燥後


切り口に付いている砂のようなものが『草木灰』です。

植え付け後の腐敗を防ぐ効果があります。

ただ草木灰は石灰などと同様、土をアルカリ性に傾ける資材としても使われているので余ったからと言って畑にまくのはNG。

 

生育不良が起こりやすくなったり、ソウカ病などの病気が出やすくなったりします。

 

※カット作業は2時間ほどかかり、畝完成までに時間があったので数時間乾燥させました。

 

春ジャガイモの栽培は、2月中旬~3月上旬に種芋を植え付け、5月下旬~6月上旬に収穫になります。

生育期間は約3ヶ月と短いです。

 

では、植え付けていきます。

 

 

・30cm間隔で並べていきます。

 30cm間隔



・畝の両側から土寄せをします。

※両サイドに40cm残した土を利用して土寄せしていきます。

前回は土が足りなくなり、別の場所から土を運んで埋め戻しての繰り返し:;(∩´﹏`∩);:

きつかった💦

 左側    右側

土寄せ


・6~8cm覆土(土をかぶせる)します。

6~8cm覆土



・埋め戻し完了

 

埋め戻し完了

・土を覆土した上に化成肥料8-8-8を撒きます。

30m×1mで30㎡なので撒く量は4.5kgです。

化成肥料8-8-8   畝に撒く 

 

撒き終わり

・再度、撒いた上に畝の両側から土寄せして10cm覆土します。

 左側    右側



これで完成です。

畝の周りに残した土は綺麗に使い終わりました。

作業完了



 

今回購入した20kg(段ボール2箱)のうち、メークイン10kg(1箱)だけで30mの畝2.5列く

らいになりました。

キタアカリも同じ量なので畝は十分足りそうです。

季節外れの気温の高さが続いているので、植え付けをした畝全体が少し湿る程度に水やりをして様子を見てみます。

雨が降らないとカラカラになってしまうおそれがあるので、乾燥には気を付けなければ

 

では次回

是非、読んで頂けたら幸いです!